Nomadic Journals 12/18発売
“Nomadic Journals”が12/18に全国CDショップで発売になります。
このアルバムは、2007年にオーストラリア〜シンガポール〜タイ〜中国〜チベットと旅をして、そこで感じたものを一つの形にしたいと思い作り始めたアルバムです。初めて訪れた土地の空気はいつも新鮮で、そこで営み暮らす人々の笑顔が迎えてくれたのを思い出します。
オーストラリアで見た360°の地平線に落ちる夕日やアボリジニの人たち、マーライオンの下で寝て蚊に刺されまくり、アジアの十字路タイの底知れぬ活気に圧倒され、チベット高地4000mの山の中でひたすらに祈る人々に心を打たれました。
「旅はかえるためにするものである。」
ある旅人が言っていました。これは「帰る」ためであり、また「還る」ためでもあるのだと思います。
誰もがそれぞれの「旅」をしていて、これから色んな人たちと出会い、どんな楽しい事、辛い事、悲しい事、嬉しい事があるのかは誰も分からないし、それがまた「旅」の醍醐味なんだろうと思います。
機会があれば手に取って聞いてもらえれば光栄です。
最高のアルバムアートワークを手がけてくれたDMDsignのDaisuke Maki氏に多大な感謝の意を表します。
ここに軽くアルバム解説を載せておきます。
1. Nomadic Landscapes
旅の流れる景色を思い浮かべて作った曲です。アルバム全体の象徴となる曲です。zaionrecordings.comのウェブサイトで流れてるのはこの曲です。
2. A Perfect Day feat. あるぱちかぶと
人生は「旅」という事で、あるぱちかぶと君が、人の生まれてから死ぬまでを一曲の中に詰め込み、まるで一冊の小説、一本の映画を見たような感覚に誘ってくれます。
3. Fluidity Of the Twilight
刻一刻と表情を変える夕暮れの流動性を表した曲です。
4. Deeper Layer feat. Sonarr
夜の一番深い時間帯を思い出して作った曲で、Sonarrくんの独特の世界観が相まって、無機質だけど、どこか暖かい感じがします。
5. On the Side Road
旅の中の休息、そこで流れるゆったりとした時間。何にも縛られない感覚を表現しました。
6. Organ Trip feat. Shing02
人から人へと渡り歩くオルガンは、別の見方をすれば旅をしている。オルガン目線から描いた曲です。Shing02さんから譲り受けたオルガンの音を元に作りました。
7. Global Gains feat. Orukusaki
チベットを思い出して作った曲にベイエリアのMC Orukusakiが旅に出る時の高揚感を歌った曲です。
8. Circle on the Lake
湖の周りを描くように回る月。月というのは、一つの目安になり、夜を照らします。
9. the Wolf
カナダのSide Road Rcordsから参加してくれたNoltoが、 家族から独り立ちする事はもう「子供」ではなくなり、ある意味で一つの旅の始まりであり、でも家族は変わらずにそこにある事を歌った曲です。Paul Simon & Art Garfunkelの”The Boxer”へのオマージュ的な曲です。
10. Departure
旅の出発、国境越えの曲です。まだ日の出前の明け方にバスに揺られ、流れ星を見ながら、まだ見た事のない次の目的地へ思いを馳せる。ここからが出発だという思いを込めて最後にしました。
長くなりましたが、こんな感じです。myspaceでダイジェスト版を視聴できるので良かったら聞いてみてください。
それでは、近いうちに。
在音
ちづです。覚えているかしら。
今更ながらアルバム購入しました!!明日届くので、楽しみにしてます。
久しぶり!覚えとるよ〜。ありがとう!
今度、日本帰ったらみんなで会おう。